Journal — LPの考え方
ホームページ、自分で作る?頼む?——小さな会社の正直な分かれ道
「ホームページくらい、自分で作れるのでは?」——はい、その直感は半分正しいです。
制作を仕事にしている人間が言うのも変ですが、正直に書きます。自分で作ったほうがいい人は、けっこういます。今日はその分かれ道を、売り込みなしでお話しします。
自分で作ったほうがいい人
- 更新が命の業態。日替わりメニュー、週ごとの空き枠、新着情報。ひんぱんに自分で直すなら、自分で触れる道具で作るのがいちばんです。
- 文章を書くのが苦にならない人。伝えたいことを自分の言葉で書けるなら、無料〜月数千円のツールで十分に形になります。
- まず「あるだけ」でいい段階。連絡先と場所と写真が載っていればいい——その段階なら、大きなお金をかける必要はありません。
いまは良いツールがたくさんあります。それで足りるなら、それが正解です。
頼んだほうがいい人
- 「何を書けば伝わるのか」から悩む人。道具の使い方より、実はここでつまずく人が大半です。
- 比較される商売の人。リフォーム、施術、講座——相見積もりや「他との違い」で選ばれる業種は、言葉の設計で結果が変わります。
- サイトから問い合わせを取りたい人。「あるだけ」のサイトと「集客の仕組み」は別物です。構成・コピー・導線の設計が要ります。
- 時間がいちばん高い人。昼は現場、夜にホームページづくり——その時間で本業をしたほうが、たいてい得です。
分かれ道の本質は「作業」ではなく「言葉」
自作と外注の違いは、見た目のきれいさではありません。いまどきのテンプレートは十分きれいです。差が出るのは、「誰に、何を、どの順で言うか」——つまり構成とコピーです。
わたしは作家として、ここを本職にしてきました。読む人がどこで心を動かし、どこで離れるか。その設計が、同じ道具で作っても結果を分けます。
中間の道もあります
「構成と文章だけプロに頼んで、組み立ては自分でやる」という頼み方もあります。更新を自分で回したい人には、これがいちばん合理的なことも多いです(うちでも承っています)。
まとめ——正解は人によって違う
迷ったら、こう自問してみてください。「わたしが売っているものは、説明が要るものか?」
要らないなら、自作で十分です。要るなら——言葉の設計にお金をかける価値があります。